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珠礼堂

行動力上昇手助け日記

桂歌丸さんに寄せて

桂歌丸さんがとうとう天国なのか地獄なのか
どちらかわからないけど常世に逝っちまいました。
「天国はみんな笑顔なんだろうから
地獄に行ってみんなを笑わしてきますよ。」
ってなことを言うかもしれません。
なんにしても現し世はちょいと寂しくなりました。

私にとって歌丸師匠は笑点の人というよりも
最初に落語に触れさせてくれた大恩人でして
中学校の先生の一人に歌丸師匠とご縁がある方がいて
学校に呼んでくださったことがあったんです。
聞かせていただいた演目は「鶴」
当時はその面白さに魅入り、図書館で落語の本を読みふけったものです。
今でもあの小気味良い鶴が私の中のナンバーワン落語になっています。

さて、多くの人の心に影響を与えてくれた歌丸師匠。
亡くなったのは事実なんですが、そこに涙はあまりありません。
皆が失った悲しみに暮れるのではなく、笑顔で送ろうとしています。
これは氏の人生、人柄もありますが、
落語に出てくる死生観というのもまた影響しているのかもしれません。
先日テレビでやってた落語ディーバという番組でその話をしていました。
曰く、死を扱う噺が多く、死を身近に感じることがある。とのこと。
確かに死後の世界の噺は多いし、
誰それが死んじまったっていう場面もよく出てきます。
そこには悲しみではなく笑わせるための言葉が多く使われます。
現実でも落語家は師弟関係があるので師匠が先に往生することが多いですし、
周りでも死に遭遇する場面が多いので、
噺家は死を飲み込んで糧としていく術が備わっていってるんでしょう。
つまり、死に対して近しい感覚が備わっていくんだと思います。

ですが、世間で過ごす人の多くは、死はどうにも縁遠くなりました。
なので死へのショックは以前より大きいものになっているようです。
桂歌丸師匠の死もまた悲しいものですが
多くの落語を聞くことでそれを飲み込んでいくことが一番の送り方なのかと思っています。
そして今生桂歌丸を送り、
これから襲名されるかもしれない2代目3代目桂歌丸を迎えることを楽しみにするとしましょう。
皆さんも桂歌丸師匠が逝っちまったのもまた縁の1つと思って、
ぜひ、落語に触れてみてください。

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