珠礼堂

行動力上昇手助け日記

サクラ舞台の散る様よ

その昔、セガサターンと呼ばれるゲーム機用に発売された「サクラ大戦」
そしてそこから展開されたイベント「歌謡ショウ」が
とうとう昨日、10年という歴史に幕を下ろしました。

発売されたゲームがヒットするとファンイベントという構想はよくあることでした。
ですがこのサクラ大戦のイベントは
当時、そして今日でも驚くべき発表だったと思います。
即ち「舞台ではゲーム内に出てくるキャラは声優さんがそのまま演じる」というもの
以前アニメやまんがを題材にした舞台というのはありました
有名なのではセーラームーンですが
あれは声優ではなく新人舞台女優を使い、
なおかつ世代交代も行われました。
現在では一部のメインキャラを声優が演じるというのはありますが
出てくるキャラすべてというのは
後にも先にもこのサクラ大戦だけということになるのではないでしょうか?

しかもその出演陣は現在でも第一線で活躍されてるベテラン声優の方々
横山智佐、高乃麗、富沢美智恵、西原久美子、
渕崎ゆり子、田中真弓、折笠愛、陶山章央
この メンツを舞台稽古なども含めて拘束できるなど奇跡という他ありませんでした。
今後もこんなメンツでやるイベントなどありえないだろうという状況でしたが
なんとその後もこのイベントは毎年夏に開催
10回のいう公演結果を果たすこととなったわけです。

この間にも2発売後からレギュラーとして入った
伊倉一恵、岡本麻弥、矢尾一樹、松野太紀

ダンディ団というオリジナルキャラを確立し
当初お祭りイベント色がまだあったものを
舞台という1ランク上に上げた立役者
園岡新太郎、西村陽一、武田滋裕

舞台が慣例化するにしたがって出演してくださった
ゲームに出てたゲスト声優の方々
野沢那智、池田勝、郷里大輔、岡村明美、増田ゆき、氷上恭子、家中宏 他ー

他にも色々な方が毎年出てくださいました。
千葉繁、国本武春、三ツ矢雄二、螢雪次朗、中嶋聡彦 他ー
これらの人の一部にはゲームやアニメなどにフィードバックして
出演するという相乗効果を上げることも多々。

2回から5回公演には田中公平先生自ら指揮でオケピ完備をしたり
せり舞台や空中アクションなど毎年趣向を変え進化。
さらに新春公演も開始、年2回という状況も確立
最近ではディナーショウまで開催と多種多様のステージをこなしました。

そんな数々の思い出を残してくれた歌謡ショウ
10年という年月は尋常ではなくその継続には喝采するべきところがあります。
今回のファイナル公演のラストで一環してタブーとされていたこと
「舞台上ではあくまでサクラ大戦のキャラであり声優名などは一切出さない」
このことをはじめて破りました。
それはこの長く続いた夢の終演であり
続かないことを意味していました。

歌謡ショウはここで1つの終わりを告げます。
ですが、これがあったおかげで
サクラ大戦というヒットした1ゲームでしかなかった作品が
長年愛される絶対的要素であったことは言うまでもなく
今後もこの歌謡ショウがあったことは
愛した皆さんには1つの時代として残っていくでしょう。

私自身もこれがなければサクラ大戦は好きなゲームの1つで終わり
その後、リアルでの人間関係やネットに対する意識、ファッションに至るまで
色々な面においてまったく違った状況を築いていたのは確実であったと
言わざるを得ないでしょう。

舞台は跳ね、いつもの日常、されど夢はつづく
さらば歌謡ショウ。
サクラ大戦に暫しの別れを



下3列は夏と新春の歌謡ショウ全パンフレット
上は左からコラボ企画の桂由美ウェディングイベント、
OVA出品の東京ファンタ映画祭、
田中公平コンサート、REDカンパニー記念イベント


060823-2.jpg

歌謡ショウで商品を買った時にもらえる紙袋
第1回公演では作られず2回から特製がはじまる



060823-3.jpg

第1回の時に作られた告知チラシ
ラジオの公開録音イベントのときたまたま手に入ったもの

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